帯状疱疹ワクチン予防接種

接種までの流れ(3ステップ)

  1. (1) 以下の説明をお読みください
  2. (2) 1回接種タイプ(接種券をお持ちの方は2,300円〜2,700円、ない方は8,200円)か2回接種タイプ(接種券をお持ちの方は1回あたり6,000円〜7,000円、ない方は1回あたり22,000円)のいずれを接種するか決めてください
  3. (3) ページ最下部のWEB予約ボタンから予約、またはお電話で予約してください
    076-277-8855

※ ご予約は接種日の 7日前 正午 までにお願いします

帯状疱疹の主な統計(公的データ)

高齢化に伴いリスクが上昇するため、ワクチンでの予防が推奨されています

帯状疱疹とは?

  • 過去に水ぼうそう(水痘)にかかった際、体内に潜伏したウイルスが、加齢やストレスなどをきっかけに再び活性化し、発症します
  • 日本人の15歳以上の約9割は、水ぼうそう(水痘)に感染したことがあるとされており、ほとんどの人が帯状疱疹を発症する可能性があります
  • 強い神経痛を伴い、治った後も帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる痛みが残ることがあります

重症化するとどうなる?

  • 帯状疱疹後神経痛(PHN):数か月〜数年続く慢性疼痛
  • 感覚器障害(視力低下・難聴・顔面神経麻痺 など)
  • 脳炎・無菌性髄膜炎・麻痺・排尿障害 など

高齢者や免疫力が低下した方では重症化・後遺症リスクが高まります

定期接種の対象者

  • 今年度中に65歳になる方
  • 経過措置:70・75・80・85・90・95・100歳
  • 60〜64歳で重度免疫不全のある方(お住まいの自治体にご確認ください)

使用するワクチン

1回接種タイプ
阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」

  • 皮下注射・1回
  • 免疫不全の方は不可
  • 他の生ワクチンとは27日以上間隔

2回接種タイプ
GSK社:組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」

  • 筋肉注射・2か月間隔で2回
  • 免疫不全の方も接種可能
  • 他ワクチンとの間隔制限なし

ワクチンの予防効果(臨床試験報告)

経過 1回接種タイプ
(ビケン)
2回接種タイプ
(シングリックス)
接種後 1 年 約60% 90%以上
接種後 5 年 約40% 約90%
接種後 10 年 約70%
帯状疱疹後神経痛
(3 年時点)
約60% 90%以上

※厚生労働省 「帯状疱疹の予防接種についての説明書」 (2025年2月)より抜粋

他のワクチンとの同時接種・接種間隔

厚労省説明書(2025/2改訂) に基づき

  • 医師が必要と判断すればインフルエンザ・新型コロナワクチン等と同時接種可
  • 生ワクチン同士は27日以上空ける
  • 組換えワクチンは他ワクチンとの間隔制限なし

定期接種の自己負担額(残りは国・自治体が補助)

市町村 1回接種タイプ
(ビケン)
2回接種タイプ
(シングリックス)
川北町2,500円6,000円 × 2回
金沢市2,600円7,000円 × 2回
白山市2,300円6,300円 × 2回
野々市市2,400円6,300円 × 2回
能美市2,600円6,600円 × 2回
加賀市2,700円6,600円 × 2回
その他自治体接種券記載額・自治体 HP をご確認ください

※助成の有無・金額は市町村ごとに異なります

予約方法

  • 下のWEB予約ボタンをクリック(メニューからワクチン、次に日時を選んでください)
  • 接種当日は、接種券・本人確認書類を持参しご来院ください
  • ワクチンは予約をいただいてから発注する仕組みのため、
    接種日の7日前の正午までにご予約ください

予防接種健康被害救済制度

まれに重い副反応が起きた場合、国の救済制度(医療費・障害年金など)が適用されます。詳細は 厚生労働省ページ をご参照ください